私たち空港施設グループは、1970年の創業以来50余年に渡り、羽田空港を拠点に国内主要空港、海外において航空関連施設をはじめとした様々な施設やサービスを提供し、お客様や社会のニーズに応えてまいりました。近年では、空港で培ったノウハウを活かし、空港外で事業を拡大しており、活躍のフィールドは広がっております。
現在、新型コロナウイルスによる影響はあるものの、ウィズコロナ、アフターコロナを受けた社会経済活動が進んでおります。一方、ウクライナ情勢によって国際社会は不透明感がある状況です。また、サステナブルな社会への実現に向けた動きも加速させなければなりません。
このような状況の中で、当社は2022年5月に中長期経営計画を発表しました。当社グループがこれまで培ってきた事業により磨きをかけるとともに、当社創業の地を再編する羽田空港一丁目プロジェクトやノンアセット事業の拡大を推進し、資本効率を意識したリスクに強い事業ポートフォリオの構築を目指します。2022年5月には、ノンアセット事業において、回転型事業の拡大や将来的な不動産ファンドの組成に関する業務を専門的に行うAFCアセットマネジメント株式会社を設立いたしました。一日でも早く計画が達成できるよう、成長を加速させてまいります。
サステナブルな社会の実現に向けては、2021年12月に策定したサステナビリティ推進方針に基づき、事業活動を通して環境負荷低減のための取り組みを行い、新たな事業機会の創出に繋げてまいります。2022年6月には、TCFD提言に賛同をいたしました。
当社グループの将来ありたい姿―空港内外で価値を創造するオンリーワンの存在へ―に向け、私たちグループ一丸となって新たな価値創造へ挑戦してまいります。
皆様には、今後とも変わらぬご理解とご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。