インフラ事業 インフラ事業

SDプラント・洗機施設の仕組み

SDプラント・洗機施設の仕組み

SDプラント 事業概要

航空機内のトイレから出る汚水は一般のし尿と違い、様々な航空機特有の薬品が混入されているため、汚水処理には高いハードルがありました。AFCでは創業当初から航空機汚水の処理を重要な課題と位置づけ、研究開発により「汚水処理法」の特許を取得。1980年から羽田空港で「SDプラント」の運用を開始し、全国8空港にサービスを広げています。このプラントは、各航空会社やグランドハンドリング会社が共同で利用できるインフラ施設として提供しております。持ち込まれた汚水は、地方自治体の排出基準に合わせて微生物等を用いた浄化処理を行っており、川や海の水質保全にもつながっています。羽田空港では需要増を見据え、2020年3月に新プラントも竣工しました。

SDプラント
SDプラント
SDプラント
SDプラント

航空機汚染水処理の流れ
航空機汚染水処理の流れ

SDプラント一覧
SDプラント一覧

大型航空機洗機施設 事業概要

大型航空機洗機施設は、航空機の腐食の防止、燃費効率、美観の緯持の向上等を目的として、機体の汚れを洗い落す施設であり、洗機のための駐機スペースと洗機後の排水処理を行う給排水施設で構成されています。洗機後の排水には油脂や汚泥、重金属等が含まれており、そのまま下水道に放流することができません。そのため、施設で下水道に放流可能な基準値にまで処理を行う必要があります。当社はこの洗機施設を複数の航空会社が利用できる供用施設として提供することで、限られた空港内スペースの有効活用に貢献しております。

大型航空機洗機施設
大型航空機洗機施設

洗機および排水処理の流れ
SDプラント一覧

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