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新たな挑戦を続けながら、
航空の未来と魅力ある街づくりに
貢献してまいります。

代表取締役社長執行役員
田村 滋朗
田村 滋朗

2023年6月29日付で社長に就任した田村 滋朗でございます。

この度は当社役員選任に関するガバナンス上の問題が過去に発生したこと、また第54回定時株主総会において取締役選任議案の一部が否決となりましたことについて、株主の皆様をはじめ関係者各位には多大なるご心配・ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。


私たち空港施設グループは、1970年の創業以来50余年に渡り、羽田空港を拠点に国内主要空港において航空関連施設をはじめとしたさまざまな施設やサービスを提供し、お客様や社会のニーズに応えてまいりました。近年では、空港で培ったノウハウをもとに空港外や海外でも事業を拡大しており、活躍のフィールドは広がっております。


昨今、新型コロナウイルスからの経済社会活動の正常化が大きく進み、空港に国内外から多くのお客様が戻ってまいりました。一方、ウクライナ情勢等による国際社会の不透明感は依然続いており、当社事業のソフト、ハード両面への影響に注意が必要な状況です。


このような状況の中、当社は2022年に策定した中長期経営計画は2年目に入りました。最近の取り組みとして、羽田空港一丁目プロジェクトの推進に向け、関係者とコミュニケーションを取りながら進めております。また、昨年5月に設立したAFCアセットマネジメント株式会社との協業により、販売用不動産の取得を行っております。今後、物件価値を高めて売却し、利益を得ながら私募REITの組成を目指してまいります。加えて、新型コロナウイルス発生後、国内向けでは初となる航空機ファンドに大口投資家として出資し、収益源の多様化、リスクに強い事業ポートフォリオ作りを進めてまいります。


事業以外の取り組みとしては、2022年10月、中長期経営計画に合わせ企業理念と行動指針を再定義しました。サステナビリティ推進も課題として認識し、サステナビリティ基本方針に基づいた取り組みを加速させております。


当社グループは価値ある施設とサービスの提供を通じて、航空の未来と魅力ある街づくりに貢献できるよう、役職員一丸となって取り組んでまいります。

皆様には、今後とも変わらぬご理解とご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年7月
代表取締役社長執行役員
田村 滋朗

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