投資家の皆様へ 投資家の皆様へ

田村 滋朗

空港と不動産の
プロフェッショナルとして
持続的成長と更なる事業領域の
拡大に向けて尽力してまいります。

代表取締役社長執行役員
田村 滋朗

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

航空業界は円安や物価高といった厳しい状況に直面しながらも、旺盛な訪日需要等に支えられ、旅客数は好調に推移しています。一方、原材料費の高騰や人手不足による物流費・人件費の上昇が建築費をはじめ物価に影響を与えており、引き続き注意が必要な状況です。

このような環境のもと、当社グループの2025年3月期中間期の業績につきましては、売上高140億9千万円、営業利益25億2千万円、経常利益26億4千万円、親会社株主に帰属する中間純利益は17億4千万円と増収増益となりました。

この業績を反映し、当期中間配当は前期中間配当より2円上回る9円といたしました。年間配当は1株当たり18円を予定しております。当社は基本方針として安定した経営基盤の維持と財務体質の強化を基本とし、配当性向40%以上を目指しております。今後も株主の皆様には安定かつ継続的な利益還元に努めてまいります。

当社グループは昨年度に引き続き、空港内不動産事業において既存物件の賃貸条件の見直しによる収益性の向上、空港外不動産事業ではノンアセット事業における販売用不動産の取得を進めております。2024年9月に当社グループとして初めて名古屋市に物件を取得いたしました。引き続き、不動産市況を見極めながら優良物件の蓄積を進め、ノンアセット事業を推進してまいります。

また当社グループは、サステナブルな社会の実現のために、事業を通じて環境問題をはじめとする社会的課題の解決にも貢献しております。2024年8月には熱供給事業の冷凍機を高効率かつ環境負荷の極めて低い機器に更新いたしました。

今後も空港と不動産のプロフェッショナルとして持続的成長と更なる事業領域の拡大に向けて尽力してまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年11月
代表取締役社長執行役員
田村 滋朗

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